こんにちは。一年の笹川です。
今回は9月1日から7日まで、埼玉県の美津根園で行われた合宿について書かせて頂きます。
美津根園は秩父の自然豊かな土地にあり、弓道に専念できる静かな環境でした。今回自分たちが美津根園を利用させていただくのは初めてでした。そのため少し不安でしたが、美津根園の方々が温かく出迎えてくださったおかげで、安心して過ごせました。また、毎日三食の料理を沢山作って下さったり、的を付ける候串の足りない分をわざわざ作って補充して下さったりと、大変親身になっていただき本当に感謝しています。
今回の合宿は一年生が初参加でした。自分は高校で合宿に行ったことがあるのですが、そのときは二泊三日だったので、今回六泊七日と聞いて驚きました。かなり長いと思いましたが、長いということは、それだけ自分の射形を見つめ直せる時間があると思い、前向きな気持ちで合宿に臨みました。
初日は道場の掃除を行い、午後から練習を始めました。そして二日目からは立を中心に練習し、合計百射以上射込む日が続きました。大学の授業期間中では、どうしても矢数をかけることができないので、百射射込むのは大学に入って初めてでした。最初の二日間は後半で疲れが出て、胴造りがガタガタになったりしましたが、三日目、四日目と弓を引き続けるにつれて、次第に矢数をかけることに慣れていきました。以前の自分は、リーグ戦でも後半で疲れが出てくる程だったのですが、今回の合宿で秋リーグに向けて大きな自身が持てました。神奈川に戻ってきたこれからも、矢数をかけて合宿の成長を維持したいです。
三日目を過ぎてくると、だんだんと弓道に没入している感覚が現れ始め、合宿が楽しくなってきました。自分の中るポイント、外すポイントも次第に理解でき、成長している実感がわきました。また、最終日には一年生の三人で立を組んで、的中目標を決めて引きました。目標的中には一中及びませんでしたが、一年生だけで引くのは新鮮で、思い出を共有でき楽しかったです。そして、後半は納射会を行い、金的を狙って弓を引きました。自分が最初に金的に中ったので嬉しかったです。
最終日の夜にはジンギスカンをご馳走になり、合宿の結果発表も行われました。自分は的中59%で総合的中2位になりました。1位の岡野先輩に1%及ばなかったので、春季合宿では的中率を上げて総合的中1位を目指したいです。その他にも皆中賞など、様々な賞があり、受賞した人にはお菓子が配られました。
合宿が終わり、後期授業と秋リーグがすぐにやってきます。忙しくなり、弓を引く時間も限られてしまいますが、合宿で得た経験をリーグ戦で活かすために、感覚を忘れずに弓を引いていきたいです。
